ビジネスでは、まず相手に自分の話を聞いてもらうことが必要です。
でも、相手も忙しいし、こちらの話なんか聞きたくない、のが普通です。

そこで、エレベータピッチという、15秒で相手を口説く、というのが本書です。
実際は15秒で口説くのではなく、次回のきっかけ作り、です。

次回とは日程を改めて、だけでなく、その後の話を聞いてもらう、ということも含みますから、自分の話に興味を持ってもらう方法、といってよいでしょう。

【ポイント】
・ロッキー青木氏、「ボクは、ファーストクラスに借金して乗ったんだよ」からはじめた、エレベータピッチの達人。

 

・15秒で結構はなせる、30秒ならたくさん話せる。

・エレベーターピッチは「きっかけづくり」。全てを伝えなくてよい。
話の中でもっとも重要なエッセンスを抽出して、相手に「興味を抱かせる」のがエレベーターピッチの目的。映画の予告編のようなもので、大事なのは「15秒あれば相手の心はつかめる」ということ。

・短期記憶は15秒まで。それ以降は記憶が薄れていく(ブラウン・ピーターソンのパラダイム)。

・全体的な話をして、その後「はい」「いいえ」で答えるクローズドクエスチョンにする。
※こうこうですが、興味有りますか、興味ありませんか?

・全体→詳細の流れ、言葉の選び方と構成が大事。

・「失礼ですが、30秒ほどよろしいでしょうか?」という日本人流のエレベーターピッチが必要。

・GTCメモを作る。
Goal 自分の目的、ゴール
Target 相手の欲しいもの
Connect 2つをつなぐアプローチ
Cはひとつではない。

・GTCメモの次は、「フック]「ポイント」「クロージング]の3つのパートで構成する。
「フック」はTの欲しいものを元に考える。次にC,最後にGのクロージングになる。
「ポイント」は最大3コ、30秒でも同じ。

・ポイントから始めると、流れがつくりやすい。次にクロージング、最後にフック。

・フックのテクニック
1)質問からはじめる
2)「最」をつける
3)相手を褒める
4)「結論から申し上げると」「ズバリ○○です」「ポイントが3つあります」
5)三方良し

・デリバリースキル(話し方、身だしなみ)をみがく。

・ボーカルを高めるため、お坊さんの方法として、「んー」をいう声を、息継ぎ無く1分間続けて出す練習をする。