帝国心身鍛錬会の研究 1

第一章 心身鍛錬の意味
心身鍛錬といえば、精神を修養し肉体を鍛えることである。つまり、強い心と強い身体とを作りもって万物の霊長たる能力を遺憾なく発揮することである。
そもそも人は徳義もなければならずまた健康な身体の持ち主でなければならぬ。しかし、如何に徳がありまた強健の身体の持ち主でも精神の弱い者すなわち内気な消極的な精神の持ち主では、社会の荒波を乗り切り、勝利者とはなれないのである。
要するに人は心身ともに強くなくては駄目である。

私の祖父、山畑守誠が興した、帝国心身鍛錬会。
明治の時代ですが、既にテキストを出版し、今でいう通信教育を行っていました。

その内容を広く知らしめていきたいと思います。